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●東京ガスの画期的
SOFC:
- 2003年2月、東京ガスが、特殊な合金などの電解質と電極による、斬新なコンセプトによるSOFCの開発に成功したことを発表。電解質はジルコニア+、燃料極は酸化ニッケル+ジルコニア+の合金、空気極は鉄+の合金。発電温度は200〜300度であり、この点でも、従来にない概念のSOFCとなっている。発電温度が劇的に下がったため、起動時間が3〜4時間(従来の1/3以下)となった。将来は、起動時間を1時間にまで短縮する展望を同社では持っている。作動温度が下がること、そしてセラミックスではなく金属系の電極になることで、熱膨張によるマテリアルの破損リスクを大幅に軽減することが可能になる。東京ガスは、この単セルを80枚ほど積層して、1kWの試作機を作る予定である。2004年度には実証試験を開始し、2007年の実用化を目指す。その時点での価格目標は、10万円/kWだ。これは、驚嘆するべき目標設定である。米国のSECAプロジェクトでは、2010年のSOFC目標コストを、1kW400ドル(5万円ほど)としている。それと比較しても、きわめて野心的な目標設定であることがわかる。
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