未来メディア研究交流会セカンドラウンド

ゲストスピーカー プロフィール集

坂寄嗣俊氏 インターシステムズジャパン(株)様

2005/3/25(第85回例会) 演題: 「驚異のデータベースエンジン CACHE(キャシェ)の秘密
インターシステムズジャパン(株)は、ボストンに本社のあるデータベースエンジンの老舗(非公開会社/1978年設立)の日本法人。他社品と比較しても、驚異的に速く、システム資源節約を可能にし、したがって導入コストを合理的に抑制することが可能なオブジェクトデータベース CACHE(キャシェ)が「製品の柱」となっている。超高速データベースエンジンの活用によりアプリケーションの最速開発を可能にすることを、企業のミッションとして設定している。開発史的には、MUMPS(マンプス)と呼ばれる系譜の技術で、1969年以来、多くの企業によってチャレンジが行なわれたが、現在は、インターシステムズ社の製品に集約されている。2003年9月、米国の有力調査会社であるガートナー社による調査報告書において、インターシステムズ社は「Windows プラットフォームのデータベースソフトウェアベンダー上位5社に選出」されており、創業以来赤字を出したことがないという優良企業である。Oracle と比較して「100倍」の実行性能があることがベンチマークテストでもレポートされており、従来のRDBから完全にパフォーマンス的に抜きんでた存在であるため、 CACHE(キャシェ)が「ポストRDB」と呼ばれることにも、一理ある。最近になって、インターシステムズでは、高度な経営資源統合化ツール ENSEMBLE(高速オブジェクトデータベース+インテグレーションサーバー+アプリケーションサーバーなどのオールインワンツール)を市場投入したが、さっそくガートナーグループによる Magic Quadrant チャートでも高い評価を獲得、第2の製品の柱として期待されている。
 
DECがPDPやアルファマシンのプラットフォームで走らせた時代もあり、しばらく日本ではDEC(+1社=日本ダイナシステム)が代理店を行なっていたが、DECがコンパック〜HPにより買収されたこともあって、2003年2月にインターシステムズジャパンという直轄法人が設立されることになった。現在、日本での販売パートナーは66社あり、すでに1,500サイトほどへの導入実績がある。(全世界では88ヶ国、10万システム以上の導入事例あり) 歴史的には病院への導入が脚光を浴びてきたが、金融や膨大な顧客データベースを管理するニーズのある流通、小売、通信などでの採用に大きなポテンシャルがありそうである。中央省庁での採用事例も出てきているとのこと。坂寄氏は、日本IBM(株)でERPソリューション営業部長をおやりになったあと、97年にSAPジャパン(株)に転出され、その後、SCMのマニュジスティックス・ジャパン(株)と日本ブロードビジョン(株)で代表取締役社長を歴任された。現職は、2003年10月から。坂寄氏のスピーチから、隠れた優良企業であるインターシステムズの今後の躍進の可能性を体感していただければ幸いです。CACHE(キャシェ)についての啓蒙本『データベース 新たな選択肢』(EIJI PRESS)を、何名様かに当日プレゼントさせていただきます。
 
http://www.intersystems.co.jp/
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